まるでチョロQのような2軸の石炭車が連なるのが、如何にもうらぶれた炭鉱の専用線っぽい。
それに比べると、コッペルは随分と立派に見えた。
【 貝島炭鉱専用線 / Minolta SR-T101 55mm F1.7 Neopan SSS / Aug.'75 】
森と湖に抱かれて(3)
英語表記のない路線バスに揺られて、ちょっぴり心細い思いをして辿り着いた田舎町。この保存鉄道の典型的な沿線風景を見つけて、一人ぼっちで列車を待つ。
そんな苦労など知らぬげに、1Cタンク機は無煙で走り去った。
そんな苦労など知らぬげに、1Cタンク機は無煙で走り去った。
【 Anten-Grafsnas鉄道 Anten-Kvarnabo / Nikon F801s 24-50mm F3.3-4.5 RDP2 / Aug.'97 】
米原 もう一つの煙
いつまでたっても走る気配がない・・・などと、愚痴ってばかりいても始まらない。
走らぬなら、走るまで待とうではなく、走るのを撮ろう北びわこ⁈
それに、スカびとなら煙もいい勝負?
走らぬなら、走るまで待とうではなく、走るのを撮ろう北びわこ⁈
それに、スカびとなら煙もいい勝負?
ヤマの残像(3)
どのようにして行ったのか、時刻はどうやって調べたのか、そもそもダイヤ自体あったのか?今となっては、それら殆どが忘却の彼方・・・
国鉄蒸機ばかり追いかけていた身からすれば、専用線の蒸機は全く勝手が違っていた。それでも、もう二度と貝島を訪れることはないと、それなりの覚悟で撮影に臨んでいたことだけは確かだ。
ヤマの残像(2)
犬鳴川の鉄橋を見下ろせる山には石仏があって、珍しく前景ピント。
ガチャガチャと何度も被写界深度確認ボタンを押して、遠景のボケ具合を確認した記憶があるが、所詮ファインダーと実像とはかなりの乖離があって、コッペルも微妙なシルエット。
では、デジタルになってモニターで確認できるようになり、その問題はなくなったかというと、銀塩の頃とさほど大差ないような気がするのは、そもそも撮影機材云々ではなく、被写体の車両がその場にいない状態で試し撮りするしかない鉄道写真特有の難しさなのだろうか・・・