銀『塩』鐵道の夜

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タグ:名鉄尾西線

081116森上P5100-sp
久々のパノラマカー入線、それも復刻白帯車のスーパースター7011Fがやってくるとあって、イベント列車「いちょう号」の終点となった森上は、このフィーバーぶり。

老若男女誰もが別れを惜しみ、まるでSLブーム末期の再来のように名古屋が熱くなったのは、15年前のことだった・・・


【 名鉄尾西線 森上 / Nikon COOLPIX P5100 / Nov.'08 】

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Nikon AF-S Nikkor 70-200mm F4G ED VR
50年の写歴の中で、印象に残る10本のレンズを振り返るのも今回が最後です。前半は主にミノルタSRマウント、そして後半はAFのニコンFマウントが中心で、どれも銀塩一眼レフで使用するために手に入れたレンズばかりでしたが、最後の1本は純粋にデジタルカメラでの使用を前提に最近購入した70-200mmズームです。選定に当たっては(何故か蒸機ブログ界ではマイノリティ?であるニコン党の)、AE86さんこあらまさんの記事の情報やアドバイスも参考にさせていただきました。

30年以上前にニコンに移行した際に購入した85mmと180mmの2本の単焦点AFレンズは、流石ニコンと唸らされる納得の性能で「今なお現役」です。それならば何もズームを買い増す必要はないのではとも思うのですが、レンズ交換の最中にシャッターチャンスを逃すのは避けたいですし、イメージセンサーのゴミ問題を考慮するとレンズ交換の頻度は極力なくしたいというデジタル特有の理由もあります。それに1本ぐらいは手振れ補正付きの玉が欲しくもなります。

重量級のF2.8大三元はハンドリング上の問題と何より価格の観点から身の丈に合わないため敬遠し、当初からF4一択でした。ニコンはF4通しズームでは奥手?で発売が著しく遅かった=設計が新しいため期待しましたが、前述のニコン党御二方の感想そのままに、一般論としてはやはりズームは単焦点の画質には及ばないなぁというのが使ってみての正直な感想です。それでも、三脚座が脱着可能でそれなりにコンパクトなのと必要十分な性能のバランスが気に入っていて、これから大事に使っていきたいと思っています。

さて、思うようにSLが走ってくれないコロナ渦の中での鉄道写真趣味ですが、一方で有名撮影地や定番被写体について見直すいい機会にもなっているのではないでしょうか。選んだ写真は、幸せそうな家族連れやカップルがあれこれ構図を考えた末のファインダー視野の中に突然入り込んできたりする、銀杏の名所。でも、それが何だかとっても微笑ましい。ガツガツしなさんな、また次の電車を狙えばいいじゃないか・・・そんな気にさせてくれる名もない撮影地での1枚です。


【 名鉄尾西線 玉野-山崎 / Nikon D700 70-200mm F4 / Dec.'19 】


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短区間の乗務であっても、行先表示の指差確認は欠かすことができない。

「須ヶ口、ヨシッ!」方向板確認後、七つ道具の入った鞄とブレーキハンドルを携え、いよいよコクピットの人となる・・・

(名鉄尾西線 佐屋 / Nikon F100 28-105mm F3.5-4.5 RVP100 / Feb.'08)

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必ずしも意図した訳ではなく、柵越しの窮屈なスペースの至近距離から、24mmでギリギリ何とかフレーミングした結果の、デフォルメ。

方向板の変更は、乗務員の折り返し休憩中に、助役氏がヨッコイショ・・・

(名鉄尾西線 佐屋 / Nikon F100 24-50mm F3.3-4.5 RVP100 / Feb.'08)

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