銀『塩』鐵道の夜

銀『塩』鐵道の夜

タグ:磐越西線

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雪の白と蒸機の黒。
この組み合わせこそが、自分が追い求めていた被写体だと直感し胸躍らせたのは、
生意気にも中学2-3年の頃のことだった。

その数年後の昭和50年12月、夕張での「最後の晩餐」が儚くも終わり、
やがて復活SLが走り始めても、この究極の被写体との再会は容易には叶わなかった。

事態が急展開したのは、冬の磐西と上越線。
華美な装飾のないのが好ましいJR東のカマとオリジナルの客車のコンビネーションも、
願ったり叶ったりだった。


【 磐越西線 中山宿-磐梯熱海 / Nikon F4 180mm F2.8 RVP / Feb.'92 】


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国鉄蒸機の形式入りプレートに有難味を感じたのは、文字通りその希少性から。特にD51は滅多にお目にかかれなかったので、遭遇した時の喜びもひとしおだった。

一方、動態復活機の場合は、レプリカという先入観があるせいか、同じD51でも感動ははるかに希薄で、この498の煙室扉のプレートも、現役時代の211号機のそれとは似て非なるものに見える。

さて、498は今春どんなナンバープレートで出場・復帰してくるのだろうか?


【 磐越西線 会津若松 / Nikon F801 180mm F2.8 RVP / Feb.'91 】


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前後のコマを見る限り、この辺りを本命カットとしていたはずだ。

幸い磐越道に車影もない。が、498は静寂のファインダー内で、力なく絶気・・・

蒸機現役時代から幾度となく経験しているシーンに舌打ちする。


【 磐越西線 猪苗代-翁島 / Nikon F4 400mm F5.6 RVP / Feb.'93 】


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真冬の低い太陽を見ると、ついつい暖色系のフィルターで遊びたくなった。

ところが今見ると、思いっきり色温度を上げて寒色系に振ってみたいと思うのだから、不思議なものだ。


【 磐越西線 磐梯町-東長原 / Nikon F4 24-50mm F3.3-4.5 RVP W12 / Feb.'93 】


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様々な色温度の光源が交錯する、夜の扇形庫。

ドロップピットがお誂え向きなのか、それとも上質な石炭のせいか
帰区後のカマ替えは難なく終了。


【 磐越西線 会津若松 / Nikon F801 24-50mm F3.3-4.5 RVP / Feb.'91 】


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